リズムキープの話2

もしあなたが、◆スタミナ切れが早い◆腱鞘炎・関節炎◆手首・指の関節、手のマメ・タコが痛い◆リラックス出来ない◆音色が汚い◆ルーディメンツがしょぼい◆音の線が細い◆ルーディメンツの上達が遅い◆ ・・・などにお悩みなら、あきらめる前に試して下さい
» スティックコントロールの基礎の基礎

はい、お約束どおり昨日の続きです。

もしあなたが昨日の記事をお読みでないなら、さきにそちらをお読み下さい。
その方がすんなり読めると思います。

さて・・・

前回は、つねに周りに気を配り、都度調整することが重要、と言いました。
そして、そのためには、あなたがある状態であることが不可欠です。

あれ?メトロノームの使い方は?

はい、大丈夫。忘れてませんから。

ただ、それを理解してもらうためにも今日の話が必要だと思うんですね。

さて・・・

何だと思いますか?

まわりに気を配り、都度調整するために必要なこと。


・・・それはあなたが周りの音を良く聴き、状況を判断し、
自分の動きに適切なフィードバックを行なえるだけの
余裕を持っていることです。

 

え?

そんな余裕、あるわけないって?

・・・うーん、なぜだと思いますか?

え?何々・・・?

自分の演奏に必死なんです。

うーん・・・そうですか・・・

あまり言いたくないですが・・・
その原因は、もうおわかりなはずですね?

はい。
その通り。

個人練習が不足してます。

小難しく言うと、あなたの演奏に必要な動きに、あなたの体が慣れていません。
意識しなければ動かせないのは「習得した」とは言いません。

教習所だって、基本的な運転動作を「習得」しなければ
仮免許を発行してくれないでしょ?

路上では標識とか道路状況とか、歩行者とか・・・
他に気にしなければいけないことがたくさんあります。

そのためには、運転に必要な基本動作を「習得」していることが前提なのです。

 

 

え?何々・・・?

すぐ疲れたり、筋肉が張ってしまったり、マメが痛くなったりして
余裕がなくなるんです。

・・・それなら奏法を工夫するのがもっとも早道でしょう。
疲れにくく、筋肉が張りにくく、マメのできにくいやり方を模索しましょう。

これはあなたのためでもありますが、これによってあなたが得る「余裕」は
バンドアンサンブルを間違いなく向上させてくれます。

一石二鳥なのです。

 

 

え?何々・・・?

聴こうとしているのに聴こえないんです。

・・・それ、たぶん練習時のバンド全体のボリュームが大きすぎます。

まずは、全体が程よく聞き取れるバランスに抑えて下さい。

個々の音量をどう調整してもひとかたまりになって聴こえてしまうことがまれにありますが、

その場合はアンプやモニターの位置・向きを変えてみましょう。
ただし、スタジオによってはそれを許してくれない場合がありますのでご注意下さい。

たいがいの場合は、これでウソみたいに良く聞こえるようになります。

もし、個々の音量を調節してもダメで、
位置・向きの調整を許可してくれないのだとしたら、

・・・残念ですが、そのスタジオを使うのは
ちょっと考え直した方がいいかも知れません。

あ、そうそう。

もちろん、ドラムも調節するんですよ?
自分の音で周りが聴こえないなら自分の音を下げましょう。

え?

気持ちよくない?
思いっきり叩きたい?
でも周りを聞きたい?

わがままですねぇ(笑)。

でも、よく考えて下さい。

それは無理な話でしょ?

自分の音でかき消されてモニターの音が聴こえないなら
かき消す元を小さくするしかありません。

もしかして、思いっきり叩いて自分だけいい気分になれればいい、と思っていますか?

あ、念のため言っておきますが、もちろん、それは悪いことじゃありませんよ。
そういう楽しみ方も、スタンスも全然アリですから。

ただ、この記事を読んでいると言うことは・・・

あなたはきっとご自分のバンドのアンサンブルを向上させたいのですよね?

それなら全体のバランスに気を配れるように工夫する、
そういう能力をつけるのは悪くない選択だと思いますがいかがでしょう?

モニターの位置を工夫して、個々人の音量を調整しあって、
全体のバランスをしっかり取りましょう。

そうやって、周りの音を物理的に「聞こえるように準備する」。
これが準備されていなければ、いざ音を出してから調整するなんて
無理な話です。

ロボットや制御機械の分野で、「PID制御」とか
「フィードバック制御」と言う言葉があります。

現状に合わせて出力が適切になるように調整することを
「制御」と呼んでいるわけですが、制御の基本は常に「フィードバック」です。

フィードバック制御というのは、要するに

現状を認識して、望ましい結果との差を感じ取り、
その差が縮まるように次の出力をコントロールする

ということです。

何のことはない、アンサンブルでも同じことだと思いませんか?

自分の音をひとまず小さくするのは、「我慢している」のではないのです。
より良い結果を得るために、意図的にそれを選択した、ということなんです。

私はこれを「賢い選択だ」と思うのですが・・・いかがでしょう?

 

え?何々・・・?

本番で緊張してしまうんです。

・・・こればっかりは、経験を積んで数をこなすしかありません。

でも、これ以外のことは、個人練習で、リハで、ちょっと気をつけて工夫すれば
実現可能なことだと思いませんか?

はい。

今日は、「調整するための前提」というお話をかいつまんでしました。
一応、まとめておきますね。

  • 自分の演奏に必要な動作に十分慣れるまで、しっかり個人練習をやる。
  • 奏法を見直し、より余裕が得やすいやり方を工夫する。
  • バンドリハの前に、個々の音が十分聞こえるように配置・音量を調節する。
  • 本番の経験をどんどん積む。

明日は、いよいよ調整力を身につけるためのメトロノームの使い方について語って行きます。

つづきはまたあした。(朝の連ドラではない)

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