もしあなたが…

マメ、関節炎、腱鞘炎こそが
ドラマーの勲章だと
信じて疑わないなら、

絶対に続きを
読んではいけません…

手首 レントゲン

いきなりですが、こんなことで
悩んだことはありませんか?

  • 音量が乏しい
  • 音色が迫力に欠ける
  • スネアドラムの音が耳に痛い
  • ライドシンバルの音が汚い
  • スタミナに不満(すぐ疲れてしまう)
  • マメがよくできて痛む
  • 関節炎・腱鞘炎によくかかって痛む
  • ルーディメンツが部分的にしか習得できていない
  • ルーディメンツの習得速度が遅い
  • 個性的なドラミングに迷っている
  • 表現力豊かなドラミングを目指しているが、限界を感じている
  • フラムパラディドルなどのフラム系がうまくできない
  • パラディドルディドルなどのスピードがなかなか上がらない
  • ルーディメンツのスピードを上げるとボリュームが著しく落ちる
  • 自分が出せる最大音量と最小音量の幅が狭い
  • 自分に合うグリップが何なのかわからない
  • ジャストとタメのコントロールが思うようにならない
  • そもそも自分がリラックスしているかどうかわからない
  • そもそもスティックコントロールとは何かに迷っている
  • どれだけやれば習得したと言えるのかわからない

・・・などのお悩みを、
あなたが
今お持ちではないのなら、

この先を読み進める必要はおそらくありません。

心当たりのある方だけ、お進みください。

実は、筆者はこれらをすべて体験しました。

一般的には、これらのスティックコントロールの問題を解決するには、
それぞれ個別のテクニックが必要であると考えられているようです。

でも、実は。

今だからお話しできるのですが、それらの個別のテクニックのいちばん奥底には、

「ある共通点」

があるというのをご存じでしょうか。

そのことを知っていただく前に、
筆者のことを少しだけ聞いてもらえますか?

根性論的練習とその成果?

当時の私にとってのスティックコントロールの悩み。

特に大きな問題だったのは、

  • スタミナの壁
  • 音量の壁
  • 音色の乏しさ

でした。

ほんとうに、大いなる苦悩の源でした。

それでも、乗り越えたかったから、必死に我流の練習に明け暮れたんです。

ちなみに、今だから話せますが、当時は・・・

直径17mmの極太スティックの先端に
乾電池をくくりつけたものをつかって素振りを1日1000回!

とか、

風呂につかったとき、水中で手首の屈伸を500回以上!

とか・・・笑っちゃいますよね(笑)。

そんな根性論的練習をしながら、スティックコントロールに
必須と言われていた「手首の強化」を図ろうとしたんです。

そう、来る日も来る日も、です

※誰ですか、そこでアニメ「巨人の星」のオープニングを連想しているのは…

で、その結果手に入ったもの。

それは、

強靭なスタミナ✨

広いダイナミックレンジ✨

豊かな音色のバリエーション✨

どんなフレーズも難なくこなせる余裕✨

一段高まった音楽人生のステージ✨

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ではなく

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あえなく

ドラマー人生を棒に振る

と思われたほどの・・・

体の故障

だったのです。

そしてこのことは、当時のバンドメンバーや、
期待してくれていた関係各位のみんなを
結果的には裏切る形となってしまいました。

期待してくれている人にまったく応えられなかった無力感は、
そりゃもうハンパではありませんでした。

また、ともに同じ方向を向いて頑張っていたメンバーを
がっかりさせてしまった悲しさは、

もうドラムなんて
やめてしまおう

と何度も思ってしまうほど強烈なものでした。

偶然か?必然か?

しかしある時、奇遇にも、とある

伝説的スネア奏者の
弟子が語った一言

に、めぐり合いました。

それは、言わば、

スティックコントロールの
勘所。

そして

スティックコントロールが
自在にできているか

は、

これを目安に判断
できるんじゃないか?

というヒント。

その一言にインスピレーションを受けた私は、そこから
10年以上にわたる独自の調査・検証活動を始めたのです。

その時、こう決めました。

この調べモノがある程度の形になり、

その正しさを自分自身が確かめるまでバンド活動はやらない
メンバーとなる人に、同じ迷惑は二度とかけない

・・・と。

調査は簡単ではありませんでした。

情報元はすべて海外で、当時は電子メールなんて
ありませんから、やりとりはすべてエアメール。

一通出すと返信は数ヵ月後とかざらでした。

しかも、こうした資料調査は他人に依頼した場合、意外なほどにお金がかかります。

そんなわけで、始めの数年は、とても難航しました。

でも、インターネットの登場は大きな助け舟となり、
ばらばらだった情報に整理をつける作業を加速してくれました。

やがて、

整理のついたものから、自分自身を実験台にして検証しはじめ、
2年ほどである程度の確信を得られるところまで来ました。

そこでまず、自分自身にバンド活動の再開を許したのです。

ところが・・・

様々な人たちとまた新しく知り合い、語り合っていくうちに、
あることを感じるようになりました。

それは、

自分と同じ悩みを持っている人はまだまだ大勢いる。
もしかしたら、自分が悩んだこと、調べたこと、まとめたことは、
そんな人たちの役に立つかもしれない。

・・・というものでした。

この思いから、ある作業に取り掛かることにしました。

自分が集めた情報から、もっとも底辺にあると思われる内容を
抜き出して整理し、電子書籍の形にまとめたのです。

おりしも、この前年に教則DVD「“Secret Weapons” for the Modern Drummer」が
Jojo Mayerによって発表されていた時です。

このDVDは私から見て、スティックコントロールを解説した情報源としては

ある点が非常に画期的

であったため、これを題材にする形としました。

これは2009年の春先にひとまず完成し、

「“Secret Weapons” for the Modern Drummerを32倍使いこなすコンセプト」という
タイトルで発表しました。

タイトルからの連想だと“Secret Weapons…”のDVDがないと
意味がないように思えますが、

実際には冒頭に述べた「共通テクニック」の
理屈や価値、重要性を1から解説してあります。

なので、DVDがなくても問題なく独習可能ではあります。

しかし、この頃はまだ自分自身がバンド活動を再開して間もない頃であり、
自分がまとめた情報が実際にどれほど他の人の役に立つのか、確信が持てないでいました。

だから、

色々話をして役に立ちそうだな、と思った人にだけ
「こういうの作ったんだけど、読んでみる?」と紹介していたのです。

でも、この頃に購入してくれた読者さんや、
できあがったものをモニターをしてくれた方々の声を聞く内に、
こう思うようになったのです。

もしかしたら、もっとちゃんとした形で世に問うべきなんじゃないか?

と。

ちなみに、
どんな声を頂いたのか?

参考までに紹介させていただきます。

まず、最初にRYさん。この方はR&Bやニューオリンズ系が大好きな、
音楽学校に通われるなかなかまじめな生徒さんです。

RYさん 東京都 経験8年

明確に知ることができなかった、基礎よりさらに下にある部分。
それが詳しく、徹底的に解説されている。

より高度な演奏のための考え方、より良い練習方法、
グリップの意味、リバウンドの重要性など、
おろそかにしていた根底の部分をより理解することができました。

次回も楽しみにしてます!

ここに載せた感想は抜粋ですが、他にも本書の内容を実践した効果について
とても細かく報告してくれました。

次のKTさんは大のフュージョン好き。今年大学生になって、
Jazz研に入部され、セッション活動にバリバリ取り組んでいらっしゃいます。

KTさん 埼玉県 経験4年

先日、ドラマーの先輩に音が良くなったとほめられました。

音が変わったと言われたので効果があったように
感じます。スネアの音が耳に痛くなくなったと思います。

読むだけで練習の時に考えるべき事が頭に入ってくるので
とても参考になりました。

練習方法の根拠などが書かれていて安心して取り組めました。

次のAYさんは、途中ブランクがあってドラムを再開された方ですが、
音・スタミナなどを大きく改善され、現在は本業で多忙ながらも、
沖縄の某有名ライブハウスで毎週のようにセッションを楽しんでいらっしゃいます。

地はハードロッカーで、セッションではブルースやシカゴシャッフルを熱く叩きまくってます。

AYさん 沖縄県 経験10年以上

私は中年のアマチュアドラマーです。
ブランクが四半世紀以上で始めました。

大昔のやり方しかも独学であったため、
手が動かない、前腕が痛くなるから始まり、
効果的な練習方法が分からない、等大きな壁にぶつかっていました。

インターネットで情報を集めても、
教則DVDをみても今はやりの超絶ものが多く、
初心者には優しくない、分かりにくいものが多く困っていました。

そんな時この教材に巡り会いました。
読んだ瞬間にこれだって思いました。

私が何故?どうして?と疑問に思っていたことが、
教材が紹介していることを実践すると”なるほど”と思うことばかりでした。

次のYAさんは現在盛んに活動中のとある
インディーズ・グループに所属しています。

楽曲的にも高度で難易度の高いものが多く、
本書の内容を取り入れた変化を多く感じ取ってくれました。

実際、本書の効果について最も多くを報告してくれたお一人です。

YAさん 群馬県 経験5年

『ドラムと“近く”なれる』

少しだけ、肩の力を抜いてみる。
少しだけ、脹脛の力を抜いてみる。
もう少し、リラックスしてみる。
もっともっと、リラックスできる。

合理的に体を動かし、自然な流れに身を任せる。
体を動かす意識が頭から消えると、次に音に意識が向けられる。

もっとハリのある、もっとゆとりのある音。
もっと激しく、もっと優しく・・・。

ここまでくると、もう体と音はしっかりリンクしている。
リンクした先に見えたものは、それは体中で感じる振動だった。

バスドラムの低音域の圧力、スネアやタムの太い音程感、シンバルの存在感

そして新しい振動、スティックから手のひらに伝わるあの痺れるような振動。

今まで耳でしか感じ取れなかった振動が、掌から足の裏まで伝わってくる。

スティックを通して自分に伝わってくるドラムの存在感。

それだけよりドラムと自分との距離が一気に縮まったと思えるほど。

今まで自分を取り巻いていたnoiseを丁寧に取り除くことで
全く新しい世界が見える、この快感は他では味わったことがない。

出音も以前と比べはっきりと変わった。
スネアをリムショットした時のミッドレンジの抜け
タムの立ち上がり、音程感
シンバルのサスティンの伸び
全てにおいて、1ランク上のサウンドが鳴っている。

ライブハウス・レコーディングエンジニアからの反響も大きい。
コンプレッサーやノイズゲートをかける必要がなくなったとまで言われた。

自分自身が自分自身をよく知ること、理解すること
それは全てにおいて、自身の能力向上につながる。

自身のサウンドを追求するため
楽器の特性や特徴を理解するように
自身の特性や特徴を追求してほしい

私はこの教材に出会えたことを深く感謝する。

YAさん、最近では、ライブ終了後に対バンのドラマーさんから
質問を受けることも多くなって来たそうです。

MHさん 初心

私は大学時代に弓道をやっており、今回の教材を見て「ドラムと弓道はとても似ている」と思いました。

弓道では最初の1ヶ月は弓も触らず、身体の使い方をひたすら叩き込みます。弓を引くのではなく、身体の動きに弓や矢を乗せられるように訓練します。で、無理をすると身体を壊します。

今年で37歳の私は、以前からやってみたかったドラムを最近始めました。弓道経験故か、テクニックではなく身体の内部的な動作理論、弓道の射法八節にあたる教則を探すも見つからず……毎日練習していても身体の使い方に関する不安がいつもありました。

テクニックや手法ではなく、身体感覚の正解が知りたかったのです。

この教則は私が探していたドラム版射法八節に他なりません。こういう教材を探していました。まだ初期の2節分くらいですが……この理論は絶対に必要とする人がたくさんいると思います!続編に期待してます!

RKさん 経験2年

ドラム奏法において、よく言われている”脱力”のことかなと思いました。

”脱力”が大事とは知ってはいましたが、いつか上達したら出来るようになるのかなぁ…位の感覚でした。

これほど滾々と、懇切丁寧に解説されてる書を読みまして、最初から常にそれを意識して、自分のものにしていかなきゃいけないんだ!! と改めて肝に銘じました。
. . .
昨今、ネットでは沢山の情報があふれていて、信用できないものも多々あるようですが、熱心に説かれている先生方も多くおられるようにも思います。

その中でも、DRUMLIFE.INFO様、ひと際異色の解説を放ち、ぐいぐい引き込まれて行くのを感じました。

※経験年数は教材発表当時のもの

まだまだ、たくさんの応援や励まし、そして感想をいただいておりとても紹介しきれませんが…

多くの読者の方がうまく活用してくれているのはおわかりいただけたのではないでしょうか。

さて。

こうした声を頂く度に。

・・・胸が熱くなります。

だって、私が悩んだことは無駄じゃなかったんですから。

こうやって、自分の経験を整理して提供したことで、喜んでくれる人が現実にいる。

・・・これ、嬉しくないですか?

それぞれの方が、それぞれの形で、
よりドラムを深く楽しむためのヒントとして活用してくれている。

ちょっと苦労しましたが、作った甲斐があったというものです。

もちろん、頂いた声の中には厳しいものも当然ありました。

中でも最も多かったのが、「わかりにくい部分がある」というご指摘でした。

そこで、そうしたご指摘をふまえて今回の改訂を行なったのです。

ただ、その結果、人によってはあまり良くないかも知れない
副産物も生じました。

というのは、初期版はPDFで86ページだったのですが、
今回の改訂で大幅にページ数が増えてしまったことです。

あまりに分量が多いと混乱のもとになるし、わかりにくくなると思ったので、
行間・文字サイズを工夫したり、削れる文章はないか探してみたり。

何とかコンパクトになるように試みながら、

これ以上
簡潔にするのは不可能

という限界点でまとめた結果、131ページのPDFファイルになりました。

とても重要なこと・・・

冒頭でも申しましたが、

スティックコントロールには基礎の基礎とも言うべき、
「ある共通の考え方とテクニック」が存在します。

ちょっと想像力を働かせて下さいね。

スティックコントロールの
要素は
大きく分けると
以下の3つしかない

のです。

  • 体のどこを動かすのか。
  • どうやってスティックにその動きを伝えるのか。
  • 動き始めたスティックをどう扱うのか。

現在、○○奏法という名前で色んな奏法を語る情報が流れています。

しかし、いずれも、上に挙げた3つの要素の
どれかが異なるだけです。

どこを動かすかが違う。
どうやってスティックにそれを伝えるのかが違う。
動き始めたスティックをどう扱うのかが違う。

スティックコントロールとは、これらのバリエーションに過ぎません。

しかし、いずれも、実際の演奏に活用しようとすれば
冒頭に述べた「共通のテクニック」を習得していることが望ましいのです。

そして、この「共通テクニック」は、上に挙げた
スティックコントロールの「もうひとつの要素」というべき重要な要素です。

現在さまざまな形で情報が流れているいろんな奏法の大部分が、

実はこの「共通のテクニック」をマスターしていること

暗黙の前提

にしています。

だから、これらの奏法は、この「共通テクニック」を習得していないまま

いくら動かし方だけをまねしても、

巷で言われているような効果がなかなか実感しにくいのです。

それどころか、場合によっては

「相当な確率」で
体を傷めてしまう

ことがあり得るのです。

(そう、私のように)

それなのに、国内ではこの「共通テクニック」について

原理・必要性・歴史まで含めて十分と思える質・量を持った情報を、
書籍にも、インターネット上にも、海外サイトにも見つけられませんでした。

断片ですらこの通り、いわんやわかりやすくまとまった状態の情報など、
言わずもがなでした。

もちろん、教えているインストラクターは何人か見つかったものの、
2人はドイツ、5人はアメリカに住んでいました。

彼らに直接スティックコントロールを教わりに行けば、これまで費やした分をはるかに超える費用と時間がかかっていたことでしょう。

それは、当時勤め人であり、妻も子供もいる立場としては
まったく採択できない選択でした。

だからこそ、自分の時間とお金を使って断片を集め、
それをつなぎ合わせるしか方法がなかったのです。

その過程は、もちろん楽ではありませんでしたが・・・

今ではそれでよかったと思っています。

「画期的」と言った理由

ところで、私がなぜJojoの教則DVDを、
スティックコントロールを学ぶ情報源として画期的と言ったのか、
もうお分かりなのではないでしょうか。

そう。

“Secret Weapons” for the Modern Drummerは、

さっきから何度も言っている、この共通テクニックのことを、
少しですが解説しているのです。

そして、少しではありますが、その原理・名前まで含めて、
ある程度まとまった形で解説している市販の教則は、知りうる限り・・・

これが最初だったのです。

ただし、共通テクニックをいかにスティックコントロールに取り入れ、
応用テクニックへと結びつけるかについては詳しく語られていません。

これは、あるアメリカ人の知り合いから聞いたことですが、
彼はその理由をこう説明してくれました。

教則資料の制作時には、制作意図というものを決めることが多いです。
端的に言えば、誰がどういう状況で何を目的に使うのか、を決めるわけです。

そして、Jojoのこの作品の制作意図の中でも大きなもののひとつとして、

ドラムスクールや音楽学校の打楽器科などで、
講師が生徒にたいしてテクニックをレクチャーする時の
リファレンス(参照先)として使えるように

というのがあったそうなのです。

実際、古くからある、アメリカ発の教則本には、
具体的な動きなどの解説は少なく、イキナリ譜例ばかり載っているものが
多くありますよね?

これもまさに学校などで練習譜例として使われることを意図して
作られているからそうなっているということです。

Jojoの作品も同じで、個別のテクニックに対して解説は行うが、
実演や演奏例は講師がデモンストレーションして見せる。

個々のテクニック同士のつながりについては、
講師が実演しながら説明して納得させる・・・

そういう使われ方が暗黙のうちに想定されているというわけです。

なので、スティックコントロールの体の動かし方の詳しい内容などが
書かれていないのはある意味当然なのですね。

だから、私が教材を作る時は、そうではなく、

可能な限り読者の方が独習を行えるように、
必要な情報を、必要な順番で盛り込むようにしよう。

そう心がけて編集を行ないました。
もちろん、今回の改訂に当たっても、同じ方針です。

だからこそ想定外にページ数が増えてしまったのですが・・・

そこはご容赦いただければ、と思います。

本書の内容

ここで、内容について触れておこうと思うのですが、
かなり細かくなってしまうので、興味のある方だけ読み進めて下さい。

教材カバー表紙画像

本書「“Secret Weapons” for the Modern Drummerを32倍使いこなすコンセプト
改訂版は、大きく分けると4パートから構成されています。

各パートの名前を挙げると、
「マインドセット」「原理」「実験」「実践」
となります。

まず、「マインドセット」。

ここでは、理解・習得を早める基本的な心構えを知っていただきます。

世間の昨今の風潮では軽視されがちな部分ですが、
ここをしっかりやっておくと後の習得が確実に加速します。

というぐらい効果の大きい部分ですので、冒頭に述べています。

次に、「原理」を述べます。

ここでは、音が出る仕組みやコントロールの原理、リラックスの原理などを説明し、
あらゆる練習に共通した原則や練習量の目安について解説します。

また、グリップの本質的意味もここで説明します。

原理を理解していただいたところで、「実験」をやっていただきます。

ここでは、リバウンドコントロールの体得につながる理屈を理解していただき、
さらに具体的な実験を通して「理屈を体感」して下さい。

そして最後に、「実践」で、「共通テクニック」の具体的方法について述べます。

ここでは予備練習を通じ、習得しやすい状態を整えてから、
何度も述べている「共通テクニック」を2つマスターしていただきます。

各パートであなたが知りうる内容の一部を挙げるとこんな感じです。

  • 上手く行かない時の解決方法の鉄則とは?
  • そもそも、基礎ってどういうこと?
  • 実際に何かを習得するために基礎・応用という2段階が説明されますが、実際には2段階などで説明可能な単純な概念はそんなに多くありません。では実際にどうなっているのでしょうか?
  • 「共通テクニック」を知らないなら、あなたはだいぶ損しているかもしれません。でも、どれくらい損をしているか、誰もはっきりと示してくれませんでした。だから、本書でお伝えします・・・
  • もっとも損をしないやり方の具体的特長とは?
  • 単純な8ビートが高度ってどういうこと?
  • 自然の摂理を味方につける超重要な原則とは?
  • グリップが手の形の種類ではないとはどういうことか?そうでないとしたら一体何なのか?
  • そもそもグリップとは一体何なのか?
  • 結果を変えたければ練習を変えるのが最も効果的です。では、練習を変えるには?
  • 必要な情報に対する感度を自動的に上げてしまう方法とは?
  • 人の動作には4つのタイプがありますが、演奏動作として望ましいのはその内2つだけです。その2つとは?
  • 望ましい動きになっているかどうかを自分で調べる方法とは?
  • 望ましくない動きがやがて持って来る問題とは?
  • 達人たちと普通の人の動きの違いを一言で表すと?
  • 一般には動かすから疲れる、と思われていますが、実際には動かさない方が早く疲れます。これは一体どういうこと?
  • 疲れやすいやり方の何がいけないのか、そのあまりにも重要な問題点とは?
  • 音が出るまでにどんな要素が関係してくるかご存知ですか?
  • 個人練習では上手くできたことが、バンド練習で上手くできなくなる理由とは?
  • 慣れない動きをより早く身につけるための練習パターンとは?
  • 体が覚える、というのは不正確。実際には?また、もしそうなら練習の時に意識すべきことは何でしょうか?
  • 習得とは、人間なら誰でも持っているある能力を活用することなんですが、活用の仕方を間違えるとかえって損になることがあります。とても重要なので、このことを本書では特に力を入れて説明しています。
  • なぜある程度の理屈が必要なのか、その明確な根拠とは?
  • ドラムに関して言えば、リバウンドがないと言うことはありえません。なぜそう言い切れるのか?
  • リバウンドを活用すれば確かに演奏上の様々な問題をいくつも解決しますが、逆にうまく活用しないと色々な問題を引き起こします。その問題とは?

やれやれ、しつこいですね(笑)。
この辺にしておきます。

いずれにしても、もしあなたが冒頭で紹介した不満、つまり

  • 音量が乏しい
  • 音色が迫力に欠ける
  • スネアの音が耳に痛い
  • ライドシンバルの音が汚い
  • スタミナに不満(すぐ疲れてしまう)
  • マメがよくできて痛む
  • 関節炎・腱鞘炎によくかかって痛む
  • ルーディメンツが部分的にしか習得できていない
  • ルーディメンツの習得速度が遅い
  • 個性的なドラミングに迷っている
  • 表現力豊かなドラミングを目指しているが、限界を感じている
  • フラムパラディドルなどのフラム系がうまくできない
  • パラディドルディドルなどのスピードがなかなか上がらない
  • ルーディメンツのスピードを上げるとボリュームが著しく落ちる
  • 自分が出せる最大音量と最小音量の幅が狭い
  • そもそも自分がリラックスしているかどうかわからない
  • そもそもスティックコントロールとは何かに迷っている
  • 自分に合うグリップが何なのかわからない
  • どれだけやれば習得したと言えるのかわからない
  • ジャストとタメのコントロールが思うようにならない

などの、スティックコントロールにおける問題や不満を抱えているなら、本書は何かの形で必ず役に立てると確信しています。

なぜなら、自分自身がこれらの問題を克服できただけでなく、
既に本書を手にされた方も同じように克服体験をしていらっしゃるからです。

最近になって寄せられたご質問を追記しますので、参考にされてください。

“Secret Wepons…”のDVDがないと使用できませんか?

上にも書きましたが、DVDがなくても独習可能です。

なぜなら、本書の元になったスティックコントロールの情報源はすべて私が独自に集め、整理したものだからです。

ただし、あればもちろんそれはそれで効果的だと思います。

実践してわからないことがあったらどうすればいいですか?

サポート体制を2つ用意しました。

ひとつは、購入後6ヶ月間のメールサポートです。
教材の範囲に関する限り、メールで何度でもご質問いただけます。

もうひとつは、現在教材読者さん専用のサポートページを本サイト内に作成中です。

こちらは、教材読者さんから寄せられたご質問をさらに補足する動画や解説などのコンテンツが中心となる予定です。

頒価(価格)には悩みました・・・

実は、今回のリリースで一番悩んだのは「頒価」です。

可能な限り一人でも多くの人に活用してほしいので、安くしたい。

でも、あまりに安くした結果、
内容の質まで程度が低いと思われてしまうのも悲しい。

これが一番のジレンマでした。

考えた末・・・

勤めていらっしゃる方でも、学生の方でも、
お小遣いで買える範囲ということで、

3,900円
(税込)

としました。

2021年7月、消費税10%を乗せても4,000円を超えないようにしたかったので価格改定しました

決済方法は、クレジットカードまたはPayPal推奨ですが、
事情により他に方法がないなどの
場合もありますので、従来の銀行振り込みも受け付けております。

あ、そうそう。

もしあなたがこのサイトに訪れて最初に見たページがこのページなら、
焦る必要はありません。

急いで購入する前に、サイトのコンテンツや記事を読んだりして、
どんなことを伝えているかをよく知ってください。

そして、その内容にあなた自身の価値を感じられたら、
またここに戻り、あらためて購入手続きを踏んでいただければ、と思います。

ただし、ひとつだけご勘弁いただきたいことがあります。

というのは、私も家族がいるし、生活があるので…

どうしても食べられなくなったら
このサイトの運営や教材のサポートが
現実問題として厳しくなってしまうと言うことです。

そのため、

教材の質問メールやサポートが一定の範囲を超えた時点で、
本ページは公開を停止します。

どうか、この点ご理解いただければ幸いです。

※つまり、超えない限りは続けていくつもりです。

最後に

なお、本教材のご購入にあたっていただいた代金は、
本サイトの運営と、「さらなる調査・取材」の費用に充て、
さらに役立つ情報発信のために使わせていただきます。

単なる、「売った」「買った」ではなく。

私の活動を理解してくれ、価値を感じ、支援して下さった。
そう考えたいのです。

あなたは、このサイトのコンテンツを何らかの形で役立てていただく。

私は、そのうちのいくつかについて対価を受け取り、
サイトの運営とさらなる取材・調査に充てる。

そして、そこから得られた新しい情報がまたあなたの役に立てる・・・

そんな循環を
作り出したいのです。

そして同時に、

今あちこちで見られるようなくだらない技術派閥の垣根を低くし、
もっと純粋に切磋琢磨し合える仲間を増やして行きたい。

それが当サイトの願いです。

あなたのご理解と「ご支援」に深く感謝いたします。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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