もしあなたが、◆スタミナ切れが早い◆腱鞘炎・関節炎◆手首・指の関節、手のマメ・タコが痛い◆リラックス出来ない◆音色が汚い◆ルーディメンツがしょぼい◆音の線が細い◆ルーディメンツの上達が遅い◆・・・などにお悩みなら、

あきらめる前に試して下さい »

スティックコントロールの基礎の基礎

練習 は何のためにするのか?

2021年8月4日

練習 は何のためにするのか?

あらぁー、また大げさなことを書き始めてしまった・・・

例によってstvjrの「私見」を書き殴りますので

ムカつく予感がする方は早めにページを閉じてくださいませませ。

はい。まだご覧ですね?

では遠慮しません。

練習は何のため?

誤解を恐れずざっくり言えば、2つある。

ひとつは「現状維持のため」。
もうひとつは「現状打破のため」。

色んなところで見聞きする「できないことを出来るようにする」ための練習。

これ、基本的には賛成です。まったく異論はない。

これをやるおかげで進歩を実感できるし、進歩する楽しみを感じられるし。

コレに関しては、練習熱心な人は俺が何か言う前にすでに散々やっているだろうと思う。

でもね。

でも、それと同じぐらい力を込めて俺は言いたい。

「現状維持のための練習をした方がいい」と。

正確には「現状維持のため」というより「今できることの精度を上げるための練習」とでも言うべきか。

すでに出来ていることを、

復習のごとく、確認するがごとく、
再びやる。

進歩あるのみ、という観点からすると、「何でそんなことを?」と思うかもしれない。

でもね。

俺がすげえぇなって思う達人達。

みんなフレーズが歌ってるんだよ。

ただの連打でも、よくあるシンコペフレーズでも、歌う歌う。

彼らは、「手足が動くようになってからの練習」が半端ないんだと思うんです。
それまで動かなかった順番で手足を動かすようにする練習
=進歩のための練習を経て、その先がすごいんだと思うんですよ。

こんなフィーリングでやってみる、
こんな気持ちを込めてやってみる、
こんなニュアンスでやってみる。

このフレーズを機械ノリに合わせようと思ったらどうやればいい?
このフレーズをチョイ跳ねに載せようと思ったらどうやる?

エトセトラ、エトセトラ。

動くようになるまでは「エクササイズ」。

動くようになってからが「レッスン」。

これは、俺がたった一度だけレッスンをつけてもらった、今はなき師匠のせりふ。

レッスン部分抜きにしてもある程度は「しゃべれる」かもしれない。

でも、微妙ニュアンス、些細なフィーリングを表現したければ・・・

たとえば、あなたは「ありがとう」を何通りのニュアンスでいえる?

「ごめん」を何通りのニュアンスでいえる?

ほら。

その数があなたの「ありがとう」の適用可能な場面の数。
その数があなたの「ごめんなさい」の適用可能な場面の数。

その数が多ければ多いほど、歌える場面が増える・・・に決まっているよね?

それは、使い古された、使い慣れた言葉にどれだけ慣れ親しみ、
色んな場面に当て込んだり、色んな気持ちを載せてみたりした、
その積み重ねの上にあるのはもうお分かりと思う。

「ごめん」・・・・これはしゃべれるから、もういいや。
「ありがとう」・・・・これももういいや。

・・・っていったら、その言葉に載せられる感情もニュアンスも、そこでおしまい。

でも、すげぇ奴らって、その「ありがとう」が深い深い。
彼らの「ありがとう」を聞くだけで涙がこぼれてしまう。

それぐらい、人毎に違う微妙な「ありがとう」「ごめんなさい」を
身に乗せて発する経験を積んでいる。

音楽は生き様が出る、シンプルなルーツ寄りだとなおさら・・・というのはこの辺に理由があるんだと思う。

引き出しを増やすのも楽しいけど、引き出しの奥行きを深くするのも、楽しいもんですぜ?
 
 
 
 
 

発表より10年、いまだに売れてるスティックコントロールの基礎の基礎を伝える独自教材

当サイトを応援しても良いなと思っていただけたら、クリックお願いいたします!

にほんブログ村 音楽ブログ ドラムへ
にほんブログ村

ドラムランキング

信条