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スティックコントロールの基礎の基礎

ラスボスに挑む前にやること

2019年9月13日

パズルは組み上がって初めて何の絵か分かる

「なかなか思うように上達しない!」
「練習の成果が出ず、悲しくなる・・・」

そういう時って、ホントに苦しいよね。
「もう、やめちゃおうかな・・・」
なんて思う時さえある。

俺だってそう。
「えーい、もういいや!」
わけわかんなくなって、そう叫びながら投げ出しちゃいたくなる時があるもの。

でも、ちょっと聞いてよ。

なんでなかなか思ったように上達しないのか、その理由をちょっと話そう。
それがわかれば、その「苦しさ」には大きな意味があるってのもわかると思うよ。

能力とパズルが似ているとは?

そもそもね。

技能や能力ってのは、パズルに似てるところがあるんだ。
ちょっと、パズルを想像してみて。

元の絵があって、それを不規則に分解してある。
で、分解した1つのかけらをピース、という。

当たり前だけど、1ピースで完成するパズルってないでしょ?
(それパズルって言わない)
当然、いくつものピースを組み合わせないと絵にならない。

何かの技術とか能力がパズルに似てるっていうのは、このことなんだよ。

たとえば、ドラムだったらさ。

色んな部分的テクニックや知識、感性を組み合わせて、
音楽の一部を作り出すわけだ。

音楽というのが大きな「一枚の絵」。

テクニックや知識、感性とかは「ピース」に当たるわけ。

なかなか上達しない理由

で、パズルを組み立てていて、うまくはまり合うピース同士が見つかり、
ある程度の大きさになって絵の一部が推測できるようになると・・・

・・・ちょっと安心するよね。

逆に、そうなるまではとにかく試行錯誤しなくちゃいけない。
その間、当たり前だけど「絵の一部」は見えて来ない。
そういう期間が長いと、普通は不安を感じるものだよね。

(そして、この不安があなたを焦らせ、悲しませ、苦しめている親玉)

パズルでは、ピースの数が多ければ多いほど、
試しにはめ合わせてみる回数が増える。

つまり、簡単には出来上がらないよ、ってことだ。

そして、「上手にドラムを叩く」という「絵」はとてつもなく巨大だ。
その大きさは、もしかしたらあなたが今まで思っていた以上かもしれない。

で、ドラムを叩くという「絵」のためのピースはどんなものなのか?
いったいいくつあるのか?

これは長くなるので次回に話すけど、
そうそう少ないもんじゃすまないことは想像つくでしょ?

そう。もうわかったと思う。

なかなか思うように上達せず、苦しくなってしまう第一の理由はこれなんだ。

なかなか、「絵の一部」が見えて来ない。
いったいどれぐらい試行錯誤すればいいのか、
・・・その「先の見えなさ」に途方にくれてしまうんだね。

そういう時、苦しく感じるのは俺も同じだよ。

でもね、ちょっと待って。

本当の敵はどこに?

何かに挑む時、相手の大きさが始めからわかっていれば、
簡単に行くはずないってのも覚悟のうえなはずだよね?

あなたがゲームやる人ならわかると思うんだけど・・・

経験値つまずにラスボスに挑んだりしないでしょ?
ラスボスが強いってわかってるから、ハラ決めて雑魚を相手にし、
アイテムを集め、経験値を積む。つまり、準備をするわけだね。

音楽も、ドラムも同じだよ。

もうわかったでしょ?

ハラ決めて取り組む甲斐のある、大きな相手なんだよ。
だから、ある程度時間がかかるのは当たり前なんだよね。

もしあなたが今、大いに焦り、苦しんでしまっているとすれば、
「ドラムってもっと簡単に上手くなるもんだ」と思ってたのかもしれない。
で、それは心の奥ではドラムというものをちょっとなめていたのかも知れない。

・・・タイミングに合わせて棒切れ振り回して足を踏みつけるだけ。
これが難しいことであるわけがない・・・

その思い込みこそが本当の敵かも知れないよ。

でもね。

仮にそうだとしても・・・

・・・それは今までのこと。さっきまでのことさ。
十分、取り組み甲斐のある相手だってことがわかったんだから。

それがわかったなら、後はハラ決めるだけ。
あなたが「やってやろうじゃないか」と思えるかどうかにかかってる。

とりあえず、今回はここまで理解して。

「書く」ってのは自分を動かす上ですごい強力なツールになるから、
もし、「自分もやってやるぜ!」と思ったなら、是非コメントでそれを宣言してね。

では、また次回。

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