なぜ練習パッドを使うのか
「オススメのドラム練習パッドは何か」。
これ、ドラムにまつわるアイテム選びで何年たっても変わらず議論されるテーマのひとつです。
これと同様のお題で「オススメのキックペダルは何」というのがありますが、今回はそれはさておきます。
オススメは何、を語る前に。
そもそも、ドラムの練習に練習パッドを使う目的・理由は何か?を整理しましょう。
筆者が考える練習パッドをドラムの練習に使う目的は、
(目的1)ドラムの練習にまつわる騒音問題を低減したい
(目的2)ドラムセットがない状況でもスティックコントロールの練習をより高頻度に行いたい
という2つです。
(本当は某伝説的インストラクターが言うもう一つの理由があるのですが、それはここでの話題に適さないと思うので省略します)
練習パッドに求められる性質
オススメを選ぶ基準は、この目的を反映しているべきだ、という考え方にはおそらく異論ないでしょう。
で、ここから。
練習パッドに求められる特性として
(特性1)騒音問題の低減のためには、できるだけ打音が小さいのがいい
(特性2)スティックコントロールの練習のためには、本物のドラムと感触ができるだけ近いものがいい
というのが出てきます。
私はここに付け加えたい。
具体的には特性2、を補足する「オススメの特性」になります。
それは、
(補足1)スティックコントロールを学び始める段階ならば、ある程度しっかりとしたリバウンドがあるものがよい
(補足2)スティックコントロール、とくに、弾みの処理に慣れてきたら、リバウンドが弱いものを取り入れていく
という2点。
この話をすると、(補足1)はわかるが、なぜ(補足2)が必要か?という質問がたまに出ることがあります。
これに対する答えはこうです。
まず、ドラムやシンバルの打面は、同じセットの中でも弾みの強さが一定とは限りません。
ドラムの口径や、求められる音とそれに伴うチューニング、ドラムとシンバルなど楽器の種類でそれぞれ変わってきます。
つまり、叩くものによってよく弾むものと、あまり弾まないものがあるということです。
しかし、どれを叩いてもできる限り同じようにコントロールできた方が演奏の幅が広がるのは間違いありません。
そのため、
打面による弾みの違いをカバーできるように練習するために、弾み具合が異なる練習パッドを使うのが望ましいよね、
となるわけです。
もちろん、絶対にできなくてはいけない、とは言っていません。
あなたがやりたい音楽に必要なだけのコントロールができれば十分だと思います。
お金をもらい、様々な現場で様々なジャンルの音楽を演奏できるようになりたければ、それに見合う適応力は持っておくのが望ましいでしょう。
ドラム練習でやってしまいがちな勘違い
さて、こう話すと「ならば(補足2)だけあればいいではないか、なぜ(補足1)がいるのか」という質問が出てきます。
これに対する答えは、こうです。
スティックコントロールに不慣れで、弾みの処理がうまくできない人が(補足2)の練習パッドを使うと、とある「3つの弊害」を受ける危険が増します。なので、(補足2)の前に(補足1)をやった方がいらぬトラブルが発生するのを抑えられるというわけです。
ではその「3つの弊害」とは何かと言うと、
弊害1:リバウンドが少なすぎることにより、力づくのコントロールになってしまう。
弊害2:弊害1により将来的な技術的発展が頭打ちになりやすい。
弊害3:同じく弊害1により、ドラムの演奏によって関節や腱などを傷めやすくなる。
これについて少し補足説明をします。
力づくのコントロールしかできない状態でパワーヒットをすると、ヒットのエネルギーが作用反作用の法則にしたがい、手に帰ってきます。
そのエネルギーは結局関節や腱などの部位に吸収されてしまいます。
繰り返し動作することで、その部位に繰り返しエネルギーが吸収されてしまい、結果としてその部位を傷めてしまうのです。
つまり、逆の言い方をすれば、
リバウンドがしっかりある練習パッドでパワーヒットをしても、関節や腱を傷めなくなっていれば、少なくとも力づくのコントロールにはなっていない
と判断する目安になります。
これが、初めの段階ではしっかり弾みのある練習パッドをオススメする最大の理由。
具体的なオススメの練習パッド
ですから、これからスティックコントロールを学びたい、本格的に上達したい、と考えるなら、
(特性1)の「できる限り打音が小さい」
かつ、
(補足1)の「ある程度しっかりとしたリバウンドがある」
練習パッドがオススメだということです。
この観点で言えば、ダントツのオススメは私の知る限りやはりREAL FEELです。
雑誌や海外のサイトでも推奨している記事が多くあります。
有名どころのメーカーでも練習パッドをいくつも出していますが、いかんせん「硬すぎる」そして「打音がデカい」。
そのため、初心者向きでもなく自宅練習にも向かないというのが私の感想。
でもREAL FEELはどちらもよいバランスで兼ね備えており、未だに愛用しています。
これは筆者愛用のREAL FEELですが、今のモデルになる前、さらにEvansになる前(HQ Percussionというところが出していた)のモデルで、もう10数年の付き合いです。
打面の汚れに年季が表れていますねぇ。
まあ、それはさておき、まずはREAL FEELでしっかりリバウンドを感じつつ、手に衝撃が伝わらないコントロール方法を身に着けてほしいと思います。
リバウンドの適切さや打音の水準からみても十分にオススメできます。
そして、これを使ってリバウンドコントロールに慣れてきたら、徐々にリバウンドが弱いものにトライしていくのです。
これにより、より弱いリバウンドでもしっかり感じとり、殺さずに生かせるようにコントロールできるようにして行きます。
リバウンドが弱くなる=弾まない=力によるコントロールが必要という連想をしがちだと思いますが、実際には逆です。
フロアタムなどのテンションが比較的緩い打面でも、まったくリバウンドがなくなるわけではありません。
こういう状況で、力づくでコントロールする発想も悪くはないですし止めませんが、私なら、少なくとも高頻度にはやりません。
だって関節や腱をいためたら、そのあとのドラム人生に差し支えます。一度やりましたがああいうのは二度とごめんです。
話を戻します。
むしろ、その弱いリバウンドを感じ取り、コントロールするためにはどうしたらいいのか?
手や指の感覚をより研ぎ澄ましていくことです。
このことが極めて重要で、これを訓練するために、よりリバウンドの弱い練習パッドの「併用」がオススメというわけです。
REAL FEELの次としてオススメするのは、Prologixの赤、Red Storm Padです。
これは、REAL FEELよりもリバウンドが抑え気味になっていて、ゆるく張ったスネアぐらいの感触になっています。
厳密な基準が制定されているわけではありませんが、PAS40のルーディメンツがこのRed Stom Padでできるようになっていると、だいぶ打面の違いに左右されない「自在さ」が手に入るんじゃないでしょうか。
このRed Storm Padを使った練習は本当にオススメで、筆者が日常的に実施している基礎練習はほとんどこれを使っています。
これでも飽き足らなくなったら、同じくPrologixのBlackout Padまたは、青のBlue Lightning Padにチャレンジしてみてください。
オススメの練習パッドを使った練習例
で、これらを使ったドラム練習の具体例。
たとえば、初めてパラディドルをやるなら、
(ステップ1)REAL FEELで動きに慣れ、音圧やスピードを色々変えて練習し、慣れる。
(ステップ2)REAL FEELである程度意のままにできるようになってきたら、同じことをRed Storm Padでできるように練習。
(ステップ3)さらに同じことをBlackout Padでできるように練習。
ほかのルーディメンツにトライするときも同じ要領で。
参考になれば幸いです。
ちなみに、私のレッスンでは上記パッドを使った練習と具体的なトレーニング方法を実地でお伝えしていますので、興味のある方はレッスンにおいでください。
そうそう、自宅で練習パッドを使ったドラム練習をするときは、スタンドと床の間の防振対策をお忘れなく!
これは、オススメというより必須と思います。
明神(あけがみ)です。
REAL FEELとRED STORMは自分も所持しています。
特にRED STORM 12インチはラバー製のリムが付いているのでリムショット練習や”自由な手”の技術なんかを練習するにはもってこいですね。
・・・といっても只今右手人差し指付け根の捻挫の長期化によりドラムはお休み中です。
ところで、REAL FEELパッド以外だとYAMAHAのTS-01Sなんかはいろいろと痒い所に手が届くような存在だと思っていますがいかがでしょう?最初に買う練習パッドとしてはかなりいい位置にあると思うのですが・・・。
余談ですが・・・
某多国籍通販サイトで手に入る中国製練習パッド(私が持っているのはA__nasiパッドってやつです)ですが、最初の一枚としては反発力が大きすぎるので向いていませんが個人的にバズロールの感覚を鍛えるにすごく向いていると感じています。
いろいろと練習パッドを試してきて言えることは
「反発力は打面側ラバーの薄さと見た目のゴツさと価格に比例する」
というのが私の見解ですw
それではこの辺で。
明神(あけがみ)
> 特にRED STORM 12インチはラバー製のリムが付いているのでリムショット練習や”自由な手”の技術なんかを練習するにはもってこいですね。
可能ならそちらのほうがおすすめです。
理由は少し下に書きます。
> ・・・といっても只今右手人差し指付け根の捻挫の長期化によりドラムはお休み中です。
これは大変ですね。
長期化って、どのぐらい痛まれているのですか?
早く治って、またあの「冷蔵庫」フルテンよりも遠くに届く音(笑)を
浜松中に轟かせてていただきたいものです。
> ところで、REAL FEELパッド以外だとYAMAHAのTS-01Sなんかはいろいろと痒い所に手が届くような存在だと思っていますがいかがでしょう?最初に買う練習パッドとしてはかなりいい位置にあると思うのですが・・・。
上のRed Storm の 12インチの話とも絡むのですが、
できればこのぐらいの大きさがあったほうがいいと思っているのです。
最初の一枚としてREAL FEELを勧めるにしても、やはり12インチのものを使ってほしいなと思います。
端的に言うと、初めから「的が小さすぎる」ことについては個人的にちょっと疑問を持っているのです。
というのは、知らないうちに「真ん中のみを狙う」ことが癖になっちゃってるんじゃないかな?と思うからです。
現場やジャンルによりますが、実際は真ん中以外をたたくことはごく普通にざらにあることです。
なので、打面の真ん中以外にも打痕が残るなんて普通なんですが・・・
「あの○○というドラマーのスネアは、真ん中に500円玉ぐらいの打痕があるだけであとは傷一つついていないのだそうだ」とか、
クリニックなどで使われたセットを見て「こんな端にも打痕がある。ということは、あんな上手な人でも、この程度のコントロールになってしまうということだ。そのぐらいのレベルでいいのだ」なんていう今聞くと「都市伝説」としか言いようがない話をまことしやかに話てる(爆)のをいまだに聴くので、
「ああ、ちゃんとおしえてもらっていないんだな」と残念な気持ちになる場面も時々あります
おっと。
話を戻しましょう。
ですが、円形のものを見ると真ん中にしか打点が行かないのは演奏表現の幅から考えると不利。
しかも、小さなパッドしかもっていないとこの真ん中から打点をずらす練習が結構やりにくく、「真ん中だけを狙う」ことが癖になりやすい懸念があるのです。
そういう意味で、私個人としては小さなパッドはあくまでもリバウンドやタッチコントロールの精度向上のためのもので、ユニバーサルに使うのはそれなりに大きさのあるパッドのほうが望ましい。
要は目的意識をもって使い分けてほしいなあと考えているわけ。
Jim ChapinがREAL FEELを使って、真ん中だけでなくヘリやエッジ、ひいては平面当てなどを駆使してパッドだけで4~5種類の音色をたたき出すデモ演奏してるのがインターネットで見つかると思う(そうそう、「あのDVD」の一コマですよw)のですが、見事なものです。
> 某多国籍通販サイトで手に入る中国製練習パッド(私が持っているのはA__nasiパッドってやつです)ですが、最初の一枚としては反発力が大きすぎるので向いていませんが個人的にバズロールの感覚を鍛えるにすごく向いていると感じています。
バズロールだけはリバウンドが「速い」のでないとできませんからね。
緩い打面でオープンロールをやる感覚とはまた別モノで、固めの打面(=リバウンドが速い打面)で個別に練習する必要があります。
PASやNARDにあるロール系ルーディメンツをきっちりアクセントつけて、ロール部分をクローズドロールでやる。これ結構やりごたえあるのでぜひお楽しみくだされ(^o^)
明神(あけがみ)です。
“かの方”の「中心当てまくる話」、また機会があったら詳しく教えていただきたいですなぁ・・・
>なので、打面の真ん中以外にも打痕が残るなんて普通なんですが・・・
あくまでも風の噂なのですが・・・
プロの方でも「中心がハゲるからコーテッドをもっと耐久性高いものにならないのか?」と必ずメーカー進言する方がいるとかいないとか・・・おっと、夜中に宅急便ですかな?
> 長期化って、どのぐらい痛まれているのですか?
5か月ぐらいですかね。快方には向かっています。
白澤 さんがご存じの通り現在の仕事が”工業系”なので手を使わないこともできず、サポーターもなかなかできないので長引きました。
その間の練習?
Stick Controlをやってました。
・・・ただし両足で。
15年もうまくならない両足にケリをつけるいい機会だと思いまして・・・もちろんテンポは凄く遅いです。
現在も続いていますが、左足の2連打が不安定なので進行は遅いですw
手はマルチテナータムに興味が向いたので練習本とマルチテナー用練習パッドを買ってやっていこうと思っています。
「一つずつ積み上げていくことの重要性」を体に叩き込むことができたので、ボディロッキンで激ヤバで最高な水準へ自分を追い込んでいこうと思います。
> “かの方”の「中心当てまくる話」、また機会があったら詳しく教えていただきたいですなぁ・・・
さすがにここで個人名はなかなか出せないのでお会いした時に(笑)。
いやね、コントロールした上で「今は真ん中を打つ音が必要だから」でそうしてるんならいいんですが、「真ん中さえ叩いてればいいんだろう」みたいな感じだとねえ。
その時点でやれること半減というか。
日本人に限った話じゃないですが、能力誇示しか頭にない人はすぐ「フレーズ」をいじろうとする。奇をてらおうとする。
そんなの、後からより音数詰め込めるヤツが現れたら速攻崩れ去ってしまう脆さ極まりないものに自分の個性を預けるなんて、私は恐ろしくてできません。
「どちらかっていうと地味だけど、あの感じあいつじゃないと出せない」って言われる方がよほどうれしいし、その方が仕事来るし(爆)。
> >なので、打面の真ん中以外にも打痕が残るなんて普通なんですが・・・
> あくまでも風の噂なのですが・・・
> プロの方でも「中心がハゲるからコーテッドをもっと耐久性高いものにならないのか?」と
> 必ずメーカー進言する方がいるとかいないとか・・・おっと、夜中に宅急便ですかな?
国内の比較的お金になるジャンルは「真ん中の音しか使わない」ことが多いのでそういう話になるんだと思います。
たとえば、ちょっと前までメジャーの某バンドで叩いてた友達が「アーティキュレーションなんてつけると怒られる。『表情は全部PAでやるかはお前は常にフルボリュームで叩いてろ』と言われた」と話してました。
要は、現場によるというお話ですね。
現場からの要請といえば、もっと体に悪い指示があるそうですが、ここではお口にチャックしておきます(笑)。
あ、大昔のような「白い粉末」がらみの話ではまったくありませんのであしからず。
ちなみに、一つの楽器から複数の音色を叩き出すという芸当も場面によっては歓迎されないことがあるそうです。
ここでは書けません(滝汗)が、「大人の事情」そのものな理由です。
> > 長期化って、どのぐらい痛まれているのですか?
> 5か月ぐらいですかね。快方には向かっています。
> 白澤 さんがご存じの通り現在の仕事が”工業系”なので手を使わないこともできず、サポーターもなかなかできないので長引きました。
5か月は厳しいですなぁ。
お大事にしてください。
> その間の練習?
> Stick Controlをやってました。
> ・・・ただし両足で。
おお、Thomas Lang ですね(笑)
ほんとに音楽的な想像力を展開させられるなら、ぶっちゃけその本とシンコペーションブックあればほんとに他いらないと思います。
> 「一つずつ積み上げていくことの重要性」を体に叩き込むことができたので、ボディロッキンで激ヤバで最高な水準へ自分を追い込んでいこうと思います。
蛇足とは思いますが、教材にある表情筋のコントロールをお忘れなく(爆)。
白澤 淳 さん
明神(あけがみ)です。
>国内の比較的お金になるジャンル
「ドンカマチックが発売されたことにより偶然に起こってしまった悲劇」をもう忘れてしまったのでしょうかね・・・
・ドンカマチックの発売
・某校の校長氏のお話
・80年代のサウンドの変化
・CDの普及と悪影響
・YMOが本当にしていたこと
・キース・リチャーズのサウンド感(スティーブ・ジョーダンのDVD参照)
この6つを結び付ければ「現在の音楽シーンの問題点」が洗い出せるのですがね・・・
「歴史を正しく知っていないと悲劇を繰り返してしまう」というのは政治でもなんでも一緒なのですね。
私は最早・・・「表現が複数選択できる場において大した理由もなく表現を1つに無理やり絞らせようとする方々には縁がないのだ」と思っています。
主題とはかけ離れてきているので、この辺で失礼いたしますw
Be good, be legal, tell truth.
明神(あけがみ)
> この6つを結び付ければ「現在の音楽シーンの問題点」が洗い出せるのですがね・・・
> 「歴史を正しく知っていないと悲劇を繰り返してしまう」というのは政治でもなんでも一緒なのですね。
手っ取り早く成果になるならそれにみんなが飛びつき食い荒らす属性なんでしょうね。
農耕民族なはずなのに、こと自分の承認欲求の満足のためなら平気でイナゴの大群のような真似をする。
みっともなくて見ていられませんね(笑)。
もちろん、個々のプレイヤーは素晴らしい人も大勢いますが、「それで食っていこう」と思えば「雇用主」には勝てないし。
それが嫌で「称号」を自ら捨てた人を大勢知っています。
> 私は最早・・・「表現が複数選択できる場において大した理由もなく表現を1つに無理やり絞らせようとする方々には縁がないのだ」と思っています。
あはは、そこ私と全く同じですね。
大量消費ないし大ロットがはける売り先があって、そこにフォーカスするってのは商売・企業の在り方としては正しいんです。
そうしないと従業員の皆さんにコンスタントに給料を支払うということを約束できないのですから。
いいかえれば、「それ」がゆえに、「業界に食わせてもらっている方々」が「業界の在り方」を表立って誹謗(批判ではなく)するのは筋違いと思います。
ただ、問題は上にも書きましたが「育てる道筋を残さず食い荒らす」という点だと思っています。
育てる道筋があれば、アーティストも、それを育てるマネージャー・プロデューサーも、そこから生じて来るオーディエンスの層も、みんな「その先」につなげて行ける、「輪を回していける」のです。
それなのに、それを残さず、「今刈り取れるだけ刈り取ってしまう」んですよ。
畑にまく分を残さずにね。
単なる刹那主義なのか、つまるところ貧乏性なのかはわかりませんが(笑)。
だいぶ本題から外れましたね(爆)。