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スティックコントロールの基礎の基礎

最高に恥ずかしい話、その1

2019年9月13日

おお、ナントカ奏法を使っているぞ!
彼の奏法は厳密には○○○ではない。なぜなら…

…ああ、はいはい。
どうでもいいじゃん。そんなこと。

奏法っていうのは、ドラムで言えば、「スティックの振り方」とか「ペダルの操作法」とか、
音楽をやるための体の動かし方をおおざっぱにこう呼び表したものだ。

こんなこと俺が言うまでもなくあなたは分かっていると思うけど、
奏法自体は音楽でも何でもない。

ただの体の動かし方・器具の扱い方に過ぎない。

おっと。

こんな言い方をすると誤解を招くね。

何だよ、奏法は大切じゃないって言いたいのか?

ってね。

そんなことはないさ。

べらぼうに大切だよ。
少なくとも、俺はそう思う。

何でかって?
俺なりの理由でよければ、それを話そうか。

興味のある人以外は読まない方がいいかもしれないよ。
少々過激に感じるかもしれないから。

奏法の価値。

それは、一言で言えば、その人が出せる音の幅を広げてくれるからだ。

音、と漠然と言ったけど、もう少し詳しく言おう。

音楽の三要素って知ってる?

そう、「メロディ」「リズム」「ハーモニー」だ。

これと同じように、リズムにも三要素があると俺は思ってる。

いうなれば、「音色」「音量」「タイミング」だ。

リズムを主に受け持つドラムパートだけど、実際に表現しているのはリズムだけではない。
これは何となくわかるでしょ?

これは、前のブログでも書いていたけど、ドラマーってある重要な役割を持っている。
いずれまたこの役割については書くけど、今日言いたいこととちょっと主題がずれるので、
今回は省略させて。

俺が思うに、優れた奏法と言うのは、
この三要素・・・つまり「音色」「音量」「タイミング」をもれなくコントロールでき、
かつその幅が広いものであるべきだ。

そうでなければ、その奏法が音楽に寄与する度合いは小さくなってしまうからね。

でも、奏法は手段に過ぎない。
目的は、音楽。
聴いてくれる人の心に届けるための、あなたの魂をのせたサウンドだ。

音楽を忘れた奏法の羅列は、演奏ではない。
良くてただの見世物。

見世物だけならまだいい。

だが、その楽曲で本当に聴かせたい、一番伝えたい部分をぶち壊してしまうなら、
それは見世物ですらない。

ノイズだよ。
ノイズ。

雑音。

主題の妨害をするような伴奏なら、そんなものいらない。

「なくてもいい」のではない。

「ない方がいい」のだ。

俺はそう思う。

目的を忘れた手段の追求は、最後にクソでかい虚しさをもれなくプレゼントしてくれる。

音楽を忘れた奏法の追求は・・・

心を豊かにしてくれるはずの音楽を。
人を一時的にでも幸せにできるはずの音楽を。

…耳障りで不快きわまりない、エゴイズムてんこ盛りの雑音に変えてしまう危険がある。

だから、あなたが幸せに音楽をやり続けようと思うなら、もう一度確認してみてはどうだろう。

あなたが今練習してるのは何のため?
それをして何を得ようとしている?
それが達成されると誰が喜ぶ?

しっかり考えてね。

そうすれば、かつて俺が言われたみたいなことを、
あなたは言われずにすむようになるかもしれないから。

器用だね。でも、最高につまらなかったよ…

って。

え?この話をもっと詳しく?

あー、じゃまた今度書くね。
で、一緒に笑っておくれよ。

イイ気になってたかつての俺を(笑)。

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